28歳の肖像 目標と心に留めていること

9/14に誕生日をむかえました。歳を重ねるごとに、誕生日は楽しいものではなくなると聞いていたけれど、私にとって誕生日は今もすごく楽しいです。

photo by nana numoto

気が引き締まるし、ただ生きていただけなんだけどなんだか達成感があるし、純粋に色々な人からおめでとうと言われると嬉しい。

今年も例に漏れず、とても素敵な日を過ごせました。たくさん温かい言葉をかけてくださったみなさま、ありがとう。本当にいつも救われています。

せっかく28歳になったので、ゆらりと心に定めた目標について少し書こうかなと思っています。

ゴールの方向性が大幅に変わる

26歳ごろまで、正直自分のことばかり考えていた。どんな学校に進学するか、どんな仕事をするか、どんな人生にしたいか。だけど28歳を前にして、突然守備範囲が広がった。私と関わる他者の未来に、自分がもっと深く突っ込んでいける余力ができたし、人生の軸が「個」から「家族」になった感じがした。犬たちもそうだし、恋人も、親も、未来の子供も含め、これから私は自分がもっとメインストリームになる集団を形成して積極的に舵を切っていくんだという自覚がでた。この変化をきっかけに自分だけの人生の中で決めようとしてきた目標の規模の小ささに慄いたし、これからは幅があって中庸を許し、愛のあるものを目標にしたいと思っている。まだ走り出したばかりだけど、28歳の目標のひとつはこの「中庸」を上手く扱うこと。白黒つけることばかりに躍起にならずに、広く見られたらいいなあ。

身を立てることの意味

上記のことに付随して、いくつか考えたことがある。「自立」と言うと、自分が自分の生活を満足にできるようにするというようなニュアンスが強いように感じていた。けれど今の自分にとって必要なのは、「身を立てる」って感じ。自分だけじゃなくて、自分の大切な人たちに咄嗟に手を差し伸べられる余裕があること。それは金銭的なことばかりではなく、心の面でもそう。自分が責任を持って「抱える」、「担いで持っていく」みたいなところを目標にしている。なんでも報告・連絡・相談するのは大切だけど、その一方でその一連の行為が自分の荷物を相手に半分持ってもらうってことになるケースも多々ある。人生の中で、重要度の低いものは自己解決してガンガン回していけたらいい。背負わせる暮らしではなく、背負える人でありたい。相手からの報連相に対して強めにサポートして行けたらいいな。

ちまちました数字の目標

その他にも、具体的な数字の目標も立てたいと思ってる。本何冊とか、週どれくらいのトレーニングとか、月ごとや週ごとに振り返りながら丁寧にセットアップしていくつもり。今まではやみくもに思いつきでやりたいことを目標にしてきたけど、これからは大きい目標から細分化して落とし込んで行きたいな。この辺りは目標設定がめちゃくちゃ下手な私にとって、大きな課題。思いつきで自分に振り回されてきた人生を、もう少し丁寧に描いていきたい。

しいたけ占いからの卒業と、再履修

しいたけ占い、ずっと大好きだったのだけど、突如2019年後半ごろから興味を失って全く見なくなってしまった。導かれたり、辻褄を合わせなくても自分の人生に満足できるようになったし自分でコントロールできるようになったからだと思う。その一方で、「今の自分ってこうだよね」みたいに振り返るためのトリガーリストがなくて、心の内を模索するのに時間がかかったりしている。結局、私は占いにYESかNOか答えながら読むことで自分の心と対話していたようだ。28歳からはいくつかの占いをベースにした上で「いや、自分はこうだ!」みたいなところはガンガン反発しながら自分の人生を積み上げたいと思う。盲信こそしないけれど、やっぱりコンテンツとして面白いと感じている。好きな占いはしいたけとゲッターズ飯田さん。

photo by nana numoto

あとは自分に似合うものだけを着るとか、上質なものを少しだけの生活にするとか、生きていく中で気づいたことを大切に蒐集していく。拾い集めたらバレットジャーナルに書いて大切に心に留めておくんだ。28歳も丁寧に編み物の目を編むように生きていきたい。

nana

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