あまりにも凍える日々に、ホットドリンクばかり飲んで過ごしてしまう。温かさを求めるだけで満たされるこの季節はある種の贅沢だ。
駆け抜けてきたという言葉がぴったりな11月は、光の速さで過ぎ去っていきました。
その代わりに12月はどこかゆったりとした気持ちで過ごせていて、未だに現実味を感じません。実際に時間があるというよりかは、心のキャパが拡張されて余裕が出ているという感じ。人生はいつもこのフェーズでいてほしい。でもどれだけ願っても、またその余白は埋まってあっぷあっぷで暮らす日々が訪れるのだろうということもわかっています。
がむしゃらな11月を振り返る
前述の通り、12月のぽっかりとした日常と相反して、11月はぎりぎりのところを足掻きもがきながら過ごしてきたように思います。
嫌だったとか、つらかったわけではなく、楽しいイベントもたくさんありました。その一方で、どれだけ楽しくても、タスクの山の中から手だけを出して空虚を掴むようながむしゃらさがありました。
主なトピックとしては
- 恋人の誕生日
- 母とチワワとホテルステイ
- 予期せぬホテルステイ
- 人の愛に恵まれた
こんなところでしょうか。
初めて成功した恋人の誕生日
サプライズが苦手で相手が喜ぶことを見定めるのも下手な私は、4年も付き合ってやっと、恋人の誕生日のお祝いに成功しました。似ているところもありながら、時々想像もつかないことを考えている私の彼を喜ばせるのは至難の業でした。
それでも今回はまごうことなき成功をおさめたと思っています。彼も、私も、そしてお犬たちも最高の2日間を過ごせたように思います。お犬たちとステイできるホテルで豪遊を極めてきました。
東京タワーを眺めながらお犬たちの散歩をして、この日この時のかけがえのない瞬間はもちろん、日々の他愛もないことでどれだけ満たされていたのかを強く感じました。私たちはすごく「個々」だと思っていて、溶け合って融合しているようなカップルというよりは、独立したふたつの物体がピッタリ隙間なく並んでいるような関係だと感じています。それでいて、ちゃんと「隙間がない」日々が続いてきてくれたことが嬉しい。
これからもお互いに個々を保ちながら、振り払わないように過ごしていきたいですね。
偶然のホテルステイ三昧
自宅Loverの私ですが、11月は外泊が多い月でもありました。
11月のがむしゃらは、落ち着いて自室にいない時間が多かった故の混乱もいくばくが混じっていたかもしれません。やりたい仕事を引き受けまくっていたら、移動時間を加味していなかったせいで家に帰る移動時間がなく、取材先の近くに泊まることになってしまいました。
加えて、私の心身の疲れを癒すためにチワワが投入され、恋人の誕生日からさして日をあけずにペット可の宿泊施設に舞い戻ることに。ホテルステイLoverの母もきて、不思議なパーティー感の中で淡々と仕事を終わらせる不思議空間が出来ました。楽しさ、忙しさ、仕事終わるのか?という一抹のプレッシャー、それでいてホテルの快適さに癒される部分もあって、これまでの体験したことのないような高揚感の中過ごしていたと思います。
11月はこうした“高揚感”が漠然と続いていました。
12月の目標と12月の暮らし
そんなわけでサイケデリックな11月を駆け抜けて、12月は今度、雪のしんしんという音が響いてきそうなほど静寂に包まれてはじまりました。
いやに時間があって、でも確実にタスクはあって。
それを淡々と終わらせる気力と体力がしっかり備わっている感じ。
そんな12月は以下のことを意識して過ごそうと思っています。
- 温活
- 身体を動かして終わらせる
- 来年に向けて整える
温もりがもたらす暮らしのサティスファクション
たまたま色々な縁が重なって、恋人は鍼治療に行くことになった。それがあまりに良かったからとレコメンドされて私も挑戦するように。そのことをきっかけに、冷えやら自律神経やら、自分の身体を労ろうという気持ちが芽生えました。
鍼はまだ一度しか行っていないので、効果については明言しにくいのですが、漫然とした不調がなくなったような気がします。すごく不思議なのが、改善されたのが肩こりとか、些細な体調の変化というより「今まで億劫だったことに一歩踏み出す」みたいな抽象的なことだったんですよね。
それをきっかけに、太陽を浴びるために朝から散歩したり外に出たり、ストレッチ習慣ができたり、なんだかウェルネスに対して意欲的に活きています。
そして意欲的に暮らしていると、凍っていた身体が溶け出すように、ひどい冷え性だった身体がほぐれてくるように。この好調を保つためにも、12月は温活に挑戦しようと思っています。溶けた身体が二度と凍てつかないように。
ちなみに身体が暖かいと、心も余裕が生まれる気がしています。
考えるな、動け のマインド
鍼で勢いづいた私の身体は、考える前に手が出るようになりました。
思い出した家事、かつてならいつやろうか考えたり、目の前のタスクと優先度を考えてグズグズ考えているうちにいよいよ億劫になって真夜中にイヤイヤやる、みたいなことがありました。
それが最近は、余計なことを考えずに頭からポンポンタスクを終わらせられるようになりました。たとえやらなかったことがあっても、それを悔いたりせずに潔く早く寝て、また翌朝からフルスロットルで終わらせていく。まるで掃除機で一掃するような暮らしをしています。
いつまで続くのか、これが鍼の効果なのか、単なる偶然なのか定かではありませんが。何かと暮らしやすいので、この好調をキープする習慣をつけたいと思っています。
ちょっとめんどくさいこと、思いきってやっちゃおう。
年末の微調整
年末調整の時期ですが、税金だけじゃなくて人生も年末に調整していきましょう。
ということで、上記のこともふまえて習慣作りや、家の棚卸し、部屋のレイアウトや動線の見直し、今年どれだけ目標を達成して、どんなことが楽しくて、どんなことが不安で、これからどうしていきたいのかを整理しようと思っています。
人生が掌握できている時って、漠然と安心感が生まれる気がするんですよ。なので、定期的に見直し→整理して、手の中におさまる暮らしがしたいと思っています。リアルなところではできたり、できなかったりですけどね。
12月は主にこんなところに重きを置きつつ、2023年に向けて準備を進めたいと思っています。
ワクワクとか華やかさとか、ぶち上がるニューイヤー!というよりかは、淡々と整えていくイメージで。イルミネーションやクリスマスを楽しみつつ、健やかに過ごしていきたいと思います。
Nana
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 12月の目標と11月の振り返り| 温活して身体を溶かす […]