秋晴れの空から冬の凍てつく香りに空気が変わって、外に出るたびに季節の移ろいに目を向けてしまう。
今はクリスマスのイルミネーションやデコレーションが余計にその季節感を助長していて、不思議な師走の焦りとワクワクする街の喧騒が一気に押し寄せてきているような気持ちです。
特別な用事はないけれど、クリスマスに対しての浮ついた気持ちは12月になるといつもポケットの中にある。
11月の振り返りと新しくはじめたこと
10月に帰国して、2週間の隔離を終えると実質11月からが私の日本での暮らしの本番でした。
まずは帰国して1番に仕事を再開したかったので、とにかく目一杯働いたように思う。そして恋人やわんこたちとのリラックスした日常が帰ってきたと感じたのもこの頃。特別な「帰国」から「日常」へと徐々に滲んでいきました。私はこの過程がいつもすごく好きで、境界線が曖昧なまま「特別」が生活に溶けていく姿に満足している。
恋人に作る朝ごはん、朝起きてわんこたちと微睡むベッドの中、生き物の体温、使い慣れたデスクと暖房の香り。
毎日元気なハワイの太陽に負けないくらい、我が家は暖かくて暮らしやすい。
バレエをはじめました
そして11月は新しいお稽古事もはじめました。
ずっと英語を勉強していて、帰国してからも淡々とそんな生活が続くだろうなあと思っていたのですが、コロナで中断していたバレエを再開することにしました。実はコロナ禍にスタジオが閉まってしまい、機を逃していたのですが、今回おうちの近くにいいスタジオがあることを知ってリスタート♡
やっと身体を動かせて、毎週スッキリしています。
運動習慣があったわけではないので、今はぼんやりとストレッチをして少しずつバレエに向けた身体づくりをしています。お食事にも関心が向いて、レシピを探したり。クラスに参加している時間以外も充実したように思います。
11月のおすすめ
『グレート・ギャツビー』を読んで、豪華絢爛な暮らしと20世紀前半のアメリカに想いを馳せました。
バズ・ラーマン監督の『華麗なるギャツビー』が良かったので、本にも挑戦しようと思ったことがきっかけで手に取ったけれど、想像以上に良かった。
ブロンドのキャリー・マリガンで想像しながら読み進めて、オリジナルではデイズィが黒髪だったことに驚きつつ。レオとキャリー、そしてバズ・ラーマンが視覚的に積み上げたギャツビーの世界観があったことは大きなヘルプになったと思う。
比較的原文に忠実と聞いて野崎孝さん訳のものを選びましたが、村上春樹さん訳の方が圧倒的に読みやすいらしいです。
イギリスの方に聞くと、そもそも原文でも難解らしいので好き嫌いは分かれるのかな。
私は描写の端々の華やかさも楽しめたし、それぞれの立場から「衝動」と「保身」でせめぎ合う感じも興味深く読めた。人間らしいんだけど、なぜか美しくて羽のように軽い。
ということで今月のおすすめは『グレート・ギャツビー』です。
もう一つはcipicipiのグリッター。
これはアイメイクまとめ記事にも載せたのですが、涙袋の存在感をメイクの力だけで増してくれる優秀アイテム。大粒ラメでしっかり煌びやかなので、ホリデーシーズンのデートメイクにもおすすめです。光を反射して目元がパッと明るくなるので、心なしか写真が盛れるようになった気も。些細なメイクの変化で気持ちも華やぐので、シーズンや気持ちのアップダウンに合わせてコスメを変えたりしています。
12月の目標
もう半分以上過ぎてしまったけれど、今月の目標は以下のとおり。
・ストレッチや食事などバレエに向けた身体づくり
・帰国して崩れたルーティーンの立て直し
・今年の振り返りと来年の目標を立てる
・ハワイで焼けた肌をケアして全身しっとり肌に
・オフの時間をしっかり楽しむ
特にこれまでオフの時間関係なく仕事中心の生活にしていたので、少しずつ気持ちの切り替えと趣味に費やす時間を確保しようと思っています。それが最終的に効率を上げるとも思っていて。
今の自分をレベルアップさせるためには、仕事以外の時間にどれだけ素敵なことに触れて、自分の気持ちが成長するかなんじゃないかと感じています。
そして今年中に2021年の振り返りと目標の修正・追加はマスト!
毎年の楽しみでありつつ、少し自分にプレッシャーをかけ過ぎてるきらいもあるなと反省したり。できてないことに目を向けず、トライするワクワク感に目を向けながら振り返って行けたらいいなと思っています。
11月はこんな暮らしをして、ゆるやかに12月に入っていきました。
すでに書きたいことがたくさんあるくらい特別な12月だったので、また記事にします。
みなさん、素敵なクリスマスを過ごしてくださいね。
nana
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